デートしても付き合うに至らない理由

ふたりでデートしていれば、近いうちに「付き合うことができる」と思うかもしれません。
しかし、実はデートしていても告白して失敗することがあります。デートはしても、付き合えないこともあるのです。
「その気がなければデートしないはず。デートしているのに、なぜ付き合えないの?」と思うことでしょう。
そこで、このページでは、デートしても付き合うに至らない理由を紹介します。

告白よりも前の段階でミスをしている

付き合うまで、大きくいうと、以下の三段階あります。

(知り合う)合コンなどで知り合って、連絡先を交換する
(ふたりで会う)ふたりで会う約束をとりつける
(告白する)「付き合いたい」などと告白するか、男女の関係を持ってから告白する

デートはしても付き合えないのは、どの段階が悪いのだと思いますか。
多くの人は「告白の言葉が悪いのでは?」のように「告白」に問題があると思ってしまうようですが、それは間違いです。
告白する前、すなわち「知りあった時点」か「ふたりで会った時点」のいずれかに悪いところがあるから、デートはしても付き合えないのです。

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実は知り合った時にミスをしていたパターン

公務員のAさん。
合コンで知り合った以下の女性のことを気に入りました。

「結婚したい」「安定した職種の男性がいい」と思っているアラサーの女性

連絡先を交換して、食事に誘うとOK。ふたりで食事に行って、告白したのですが・・・その後、連絡が途切れてしまいました。
なぜ、連絡が途切れたのでしょうか。

まさしく、Aさんは、デートはしても付き合えない状況ですね。Aさんは、何が悪かったのでしょうか。
結論から書くと、Aさんは「知り合う」の段階から失敗していました。Aさんは、女性と知り合ったときの合コンで、「女性は年齢がすべて。オレは若い子がいい。アラサーが限度」などと発言していたのです。アラサーの女性なので、Aさんの発言は、この女性のことを責めているわけではありません。だから、Aさんの発言は何ら問題がないと感じる人もいるかもしれませんが、問題ありです。
この女性はきっと「結婚するということは、ずっと一緒にいるということ。私が年齢を重ねたら、この人は見捨てるかもしれない」などと思ったことでしょう。そういう人と付き合うことはできませんよね。
だから、このケースは、いわば時限爆弾のようなものです。告白した時点で、ついに女性の不満が爆発したようなイメージです。

なのに、なぜ女性はAさんと食事に行ったのかというと、Aさんが公務員だからです。公務員だからこそ、「次」につなぐことができただけなのです。

このように「知り合った時点」で問題発言があれば、デートしているのに、告白してふられてしまいます。

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ふたりで会うときにミスしているパターン

何度、合コンに連れていっても、なかなか彼女ができない人たちと会話していたときのこと。「なぜ、彼女ができないのだろう」と思い、どのように女性を誘うのか、聞いたことがあります。
すると、口をそろえて、以下のように言っていました。

「車で、アウトレットに行きませんか?」「遊園地に行きませんか?」というような誘いのメールを出す

「なるほど。だから、彼女ができないんだ」と、妙に納得したのを覚えています。
なぜ、このような誘い方はダメなのでしょうか。

カフェで毎日顔を合わせるオジサンがいたとしましょう。その人から「車で、アウトレットに行きませんか?」と誘われたら、行きますか。
普通は行かないですよね。
それと同じです。
合コンや婚活イベントで知り合った人と、あなたの仲は、カフェで毎日顔を合わせるオジサンと、あなたの仲と、それほど大きな差はありません。ほとんど見知らぬ人同士です。それなのに、拘束時間が長いイベント(アウトレットなど)に誘うと、NGを食らうのは目に見えています。

一方、カフェで毎日にように顔を合わせる美人がいたとしましょう。その人から「車で、アウトレットに行きませんか?」と誘われたら、どうですか。
現実は「詐欺かも!?」と警戒して行かないでしょうが、つい誘いに乗ってしまう人の気持ちはわかると思います。合コンや婚活イベントで知り合っただけの仲でも、自分のタイプなどであれば、拘束時間が長いイベントであったとしても、誘いに乗ってくれることもあります。

まとめると以下です。

拘束時間が長いイベントに誘うとき
→女性側に「脈あり」だとOKをもらえることもある
→女性側に「いきなり二人は抵抗があるけど、興味はある」「とりあえず様子をみたい」「脈はあるけど、弱い」「脈なし」などだとNGを食らう

このように言えば「脈があればOKをもらえるのだから、拘束時間が長いイベントに誘うのは悪くはないのでは?」と疑問に思う人もいるかもしれません。
しかし、拘束時間が長いイベントは諸刃の剣なので、よほど異性にモテると自信がない限り、お勧めできません。誘うなら、ランチ、食事、飲みくらいにしておきましょう。

拘束時間が長いイベントは諸刃の剣

仮に「アウトレット」「遊園地」のような拘束時間が長いイベントに誘い出せたとしましょう。このイベントをきっかけに、付き合うことができるかというと、諸刃の剣です。どういうことでしょうか。

当たり前の話ですが、拘束時間が長いということは、それだけ一緒にいる時間も長くなります。
これが厄介なのです。
拘束時間が短いイベントだと、自分のいいところだけを見せて、女性に「好きだ」と思わせることができますが、拘束時間が長いイベントだと、ずっと一緒にいるだけにそれができません。むしろ、一緒にいる時間が長くなればなるほど、相手に自分のいい側面を打ち消すだけのイヤな側面まで見られてしまいます。だから、自分の悪いところが強調されるのです(いいところも強調されることがあります)。

具体的に、女性が「容姿が好みだから、遊園地の誘いをOKした」「公務員だから、遊園地の誘いに乗った」ということで、一緒に遊園地に行ったとしても、列に並ぶときに、あなたが、ついイライラしてしまって、嫌な面を見せてしまうと、たった、それだけのことで嫌われてしまうこともあるのです。

それでも「一緒にいると楽しい」と思わせることができれば、もう付き合うの寸前です。その日の帰りに告白しても成功するかもしれません。しかし、楽しいと思わせるのは至難の技です。普通は、何か疲れた・・・などと思われて、その女性とは連絡が取れなくなってしまいます。

はじめて、ふたりで会うときは、女性にモテる人を除いて、拘束時間を短くしましょう。
軽く食事をしたり、飲んだりする程度が、一番いいと思います。

ちなみに、「もし、そうならば、付き合った後に遊園地やアウトレットなどに行かない方がいいのではないか?」と思う人もいるかもしれません。
しかし、付き合った後は、拘束時間を長くしても、何ら問題ありません。
なぜなら、芽が出たばかりの植物を、いきなり過酷な環境下に置くと育ちませんが、しっかり、育ててから過酷な環境下に置けば育つのと同じのためです。どういうことか?

恋愛感情という芽が出て育ち始めた頃に、一緒に拘束時間が長いイベントに行って、嫌な面を見られると、恋愛感情はなくなってしまいます。しかし、女性から「好きだ」と思わせた後に、ジワジワ、嫌なところを見せていっても、嫌われることはないのです。

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