人は自分のためにしか動かない習性がある

人は自分のためにしか動かない習性があるとは？

夜道で暴漢に襲われたとき、「助けて！」と叫んでも誰も助けに来ませんが、「火事だ！」と叫べば誰かが来るというのは有名な話です。
でも、なぜ、このようなことが起きるのでしょうか。
結論から書くと、「人は自分のためにしか動かない生き物」だからです。
つまり、あなたが、いくら「助けて！」と叫んでも、他の人は「助けても、自分には何のメリットはない。逆に、自分も暴漢に襲われて、傷つくかもしれない」という心理が働いて、現場に行きませんが、「火事だ！」と叫べば「火事になったら、自分も危ないかもしれない！今すぐ、状況を見ないと！」という心理が働いて現場に行きます。
人は、他人事だと、動いてくれないのです。
逆をいえば、人は自分のためなら動くということです。
端的にいうと、人を動かすには、あなたの言う通りにすると、その人に「メリット」があると示せばいいのですのですが……具体的にどのように利用するのかは、詳しくは、別のページで紹介します。