初頭効果と少数の法則を使った人脈拡大術
このページでは、初頭効果と少数の法則を使った人脈拡大術を紹介しています。人脈拡大を考えている人にお勧めのページです。
初頭効果を利用した人脈拡大
心理学に「初頭効果」っていうのがあります(要は、人は、第一印象を重視しているって話です)。
2千人を超える人々と会話する前は、ぶっちゃけ「初対面のときの印象って、あとで覆すこともできるから、そんなに重要ではない」なんて思っていたんですよね。
でも、それは大きな間違いでした。かなり重要です。
信じられないなら、以下のページで例示しているので、読んでみてくださいね。
さて、この初頭効果ですが、どこで使うのかといえば、ほんと様々なところで応用できます。あまりに応用範囲が広いので、今回は人脈拡大の話を。
人脈拡大のコツは、ターゲットの「ニーズ」を把握して、「メリットがある人を紹介すること」に尽きますが……お堅い話になりそうなので、「合コン」にしましょう(笑)
合コンするにも、やはり同性の友人―合コン仲間が必要ですよね。
そこで、今回の目的とターゲットは以下。
・あなた:男性
・目的:ターゲットの男性と合コン仲間になる
・ターゲット:新しく知り合った男性Aさん
・ターゲットのニーズ:可愛い子と出会いたい
Aさんと合コン仲間になるには、どういう合コンに招待すればいいと思います?
もうわかりますよね。
第一印象を良くするためにも、「可愛い子」がいる合コンにしないといけないですよね。
合コンで、女性側で確定しているメンツは女幹事なので、「可愛い子」に合コンをお願いすればいいんですね。
※)女性と仲がよければ「可愛い子を連れてきて欲しい」と頼むのもいいですが、女性と男性では「可愛い」の定義も違いますし、そもそも、こういう頼み方は女性に対して失礼なので、嫌われてしまうリスクもあります。
そうすると、Aさんの頭の中では以下のようになります。
<Aさんの頭の中>
あなたに関する情報:白紙
↓
可愛い子がいる合コン
↓
あなたに関する情報:あなたの合コンに参加すれば、自分のニーズを満たした女性が来る
これで、あなたの第一印象はバッチリです。
初頭効果で「あなたの合コンは可愛い子が来る」と刷り込まれるので、次の合コンに誘っても来てくれるようになりますし、Aさんのニーズに満たしていない子ばかりの合コンをしても、多少は目をつぶってもらえるようになります。
というわけで、人脈拡大のときは、初頭効果を狙って、第一回目は、その人が求めているものを差し出しましょう。
<補足>
上記の説明を読んで、「わかるようなわからないような……」と思ったアナタに向けて、ちょっとだけ、詳しく説明してみます。
人脈を拡大させるには、「この人といると、何かメリットがありそう」なんて思わせる必要があります。そうしないと、人脈拡大のために、他の誰かを紹介しようと会合を開いても、来てくれませんから。
というわけで、合コンです。
「この人の合コンに行くと、可愛い子が多い」なんて思わせないと、次の合コンに参加してくれませんよね。
でも、何とか頼めば、何回か合コンに参加してくれます。
でも、第一回目の合コンで、可愛い子がいなかったとすると、初頭効果も相まって、「この人の合コンに参加しても、可愛い子はいない」と思い込まれてしまいます。そうすると、仮に第三回目あたりに可愛い子がいても、もう手遅れ、つまり「あなたの合コン=たまに可愛い子がいるけど、基本は可愛くない子ばかり」というレッテルを貼られてしまいます。
逆に、第一回目の合コンで、可愛い子を連れていくと、初頭効果も相まって、「この人の合コンに参加すると可愛い子がいる」と思い込んでくれるようになります。そうすると、第三回目あたりに可愛い子がいない合コンだとしても、「あなたの合コン=可愛い子が多いけど、たまに可愛くない子がいる」というレッテルを貼ってくれるようになります
だから、第一回目の合コンで、可愛い子を連れていく必要があるんですね。
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少数の法則を利用した人脈拡大
人脈拡大で初頭効果を利用するのは、まだまだ甘いです。
というわけで、もっと、パワーアップさせてみましょう。
それに利用するのが、以下の人の思考パターン。
・人は数少ないサンプルでも、それを代表と考える癖がある(少数の法則)
どのように利用するのか。先程の例を使ってみましょう。
今度は、あなたがAさんだとしましょう。
あなたのニーズは「可愛い子と知り合いたい」です。
さて、わたしは、あなたと合コンを三回しました。
結果は以下だったとします。わたしのことを、どう思いますか。
<パターン1>
・第一回目の合コン:可愛い子
・第二回目の合コン:可愛くない子
・第三回目の合コン:可愛くない子
第二回目あたりまでは、初頭効果も相まって、「コイツについていけば、可愛い子と知り合える」なんて思っていても、第三回目には「最初だけか…」なんて思うのではないでしょうか。
三回も合コンすれば、大体の印象は固まります。つまり、今後の合コンがどういうものであれ、この時点で、「役立つ」「役立たない」の判断をされてしまいます。なので、あなたを誘っても、第四回目の合コンには参加してくれないことでしょう。
では、以下だと、どうですか。
<パターン2>
・第一回目の合コン:可愛い子
・第二回目の合コン:可愛い子
・第三回目の合コン:可愛くない子
今度は、先程とは別で、第三回目は、たまたまハズレたけど、「コイツについていけば、可愛い子と知り合える」と思うのではないでしょうか。
なので、あなたを誘えば、第四回目の合コンには参加してくれることでしょう。
でも、実は、私の持ち札は以下だったとします
・第一回目の合コン:可愛い子
・第二回目の合コン:可愛い子
・第三回目の合コン:可愛くない子
・第四回目の合コン:可愛くない子
・第五回目の合コン:可愛くない子
パターン1でいけば、あなたは第四回目以降は、合コンに参加してくれませんが、パターン2でいけば、きっと第五回目まで、合コンに参加してくれることでしょう。
つまり、パターン1でもパターン2でも、5回合コンすれば同じ結果になるのに(2勝3敗)、パターン2だと、第三回目までの2勝1敗が、母数すべてを代表するものだと錯覚してしまい、「この人の合コンは、可愛い子が多い」と錯覚してしまうわけですね。だから、パターン2だとうまくいくのです。
初頭効果と少数の法則。
要は「順番」の話ですが、意外に順番って大切なんですねー
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人脈形成
男はみんなスケベなので(笑)、合コンとなると、ホイホイ来る人も多いと思いますが、普通の人脈形成は、ちょっと事情が異なるんですね。
人と会うというのは、意外に面倒なんです。
だって、以下のプロセスを経ますから。ほんと、苦痛の連続ですよね。
・時間の都合をつける
・電車に乗る
・食費を支払う
・場合によっては会話が苦痛になるかもしれない
だから「誰を紹介したのか」で、「コイツと付き合う価値があるかどうか」の分かれ目になります。
だから、「たかだか順番」ですが、されど「順番」なんです。
初頭効果と少数の法則を最大限に活用して、人脈形成していきたいものです。