常に「笑顔」でいること
好意と笑顔「好意」を差し出せば、「好意」で返ってくる(好意の返報性)。
コレ、かなり基本的な心理ですが、かなり強力なんですよね。
というわけで、今回は、その利用法の1つを。
人に好かれると、仕事も人間関係も、うまくいきますよね。 必死に人に好かれようと努力するのは……恋愛ですよね。(「必死に」というより「死に物狂いで」かもしれません)。というわけで、今回は恋愛の体験談を基軸にします。
笑顔でいれば、異性にモテる
異性に好かれるには、どうすればいいと思いますか?
トークですか?外見ですか?職業ですか?必殺の口説き文句ですか?
いやいや、大原則は「笑顔」でいることなんですよ。 それこそが、必勝法かもしれない。
でも「そんな当たり前のことで、うまくいくはずがない」「新人研修じゃあるまいし」とか思いますよね。
本当にそうでしょうか。
私は飲んでいるときも、周りの様子を観察していますが、同性、異性関わらず、魅力的な人って、絶えず笑顔でいるんです。逆に、敬遠されがちな人って、笑顔じゃなかったり、はじめは笑顔でも、そのうち、笑顔が少なくなる。
会話していて、2時間後も、笑顔をキープできていますか?
「笑顔って、新人研修レベルの話じゃあるまいし(爆)」とバカにしている人こそ、それが出来ていないんですよ。で、「なぜ異性から好かれないんだ・・・」と気がつかない。
女性は、男性に笑顔がないと「この人、なんか怖い」とか思いますし、逆に女性も、表情のない人は魅力が半減してしまいます。
それでも、信じられない人へ。
実は、私は、何度も「笑顔」「会話」の簡単な実験しました。 実験の内容は、端的にいえば、以下。
※)正確には、私がどう行動をすれば、初対面の人がどのように私を理解するのか知りたかったんです。
1.飲み会で、笑顔で話しかけてみる
2.飲み会で、笑顔でいる。話しかけられないと話さない
3.飲み会で、笑顔をなくし、話しかけられないと話さない
で、結果は以下。
1のときは、「私=フレンドリーな人」という評価
2のときは、「私=寡黙」という評価でも、連絡はしてくれます
3のときは、男女とも、二度と連絡してくれないです(笑)
「私」という同じ人を評価しているのに、私の行動によって、1〜3まで評価が変わるんですね。
コレ、一見すると、当たり前の話ですが、本当にその意味を理解できている人は、少ないのではないでしょうか。
どういうことか、ジックリ説明します。
私の本質は、たぶん、1です。
でも、それは、初対面の人たちには、わかりませんよね。 だって、人の内面なんて、他人から、わかりませんので。
もっというなら、初対面のときに得られる情報って限定されているじゃないですか。人は、その少ない手がかりから、「どういう人なのか」人の内面を推定するしかない・・・というより、人は誰しも、初対面のときに得られた限定された情報から、その人の内面を推定しているんです。
そのうち、重要なファクターが、表情。
たとえば、表情が乏しい人ならば、初対面の人は、次のように想像することでしょう。
「表情が乏しい→いつも不平、不満を言いそう(想像)→その人と一緒にいると楽しくないかも(想像)」
表情が乏しいということだけで、勝手に悪く想像されてしまうわけです。
だから、表情を豊かにすることが理想ですが、いきなり表情を豊かにしようといっても、難しいので、最も基本的な笑顔なんです。
でも、なぜに、笑顔でいるだけで、好意を持って貰いやすくなるのか。
その理由の1つが冒頭の人の心理です。
「笑顔」でいるのは「好意」を持っている人の前だけですよね。つまり、笑顔でいることは、相手に好意を差し出していることに他なりません。「好意」を差し出すと、「好意」で返ってくるわけですので、相手にも好意を持って貰いやすくなるというわけです。
笑顔でいることって、あまりに基本すぎるのですが、実は、多くの人に実践されていないものでもあります。だから、社員教育で、未だに笑顔で、とか言われているんでしょうね。誰しもが簡単に実践できるものなら、わざわざ言わないですから。