自己開示の返報性とは?

2人で飲んでいるとき、もし異性が「飼い犬が死んだ時のことを思い出して……」と話し始めたら、どうしますか?
あなたも同じような辛い思いをしていれば、同じような辛い思い出を話すのではないでしょうか。
実は、自己開示には「自己開示の返報性」というものがあります。
相手が「重い話題」「プライベートの話題」をしてくれば、それに見合った「重い話題」「プライベートの話題」を返さないといけないという心理が働きます。

すなわち、あなたが自己開示すると、(もちろん100%ではないですが)、それだけでも、かなり親近感を感じてくれているのに、相手は、あなたの自己開示に釣られて、自己開示の返報性で、自己開示を返します。
こうなれば、相手は、初対面のあなたのことを、それだけ重い話をするだけの仲、すなわち、初対面なのに、強い親近感が沸いてしまいます。

ただ、あまりに重い話題だと、ドン引きされて、二度と会えなくなってしまいますので、自己開示は、さじ加減が重要です。

さじ加減を調整して、初対面から「少しだけ重い話」をして、間柄を深くするのが、私の提案するテクニックなのですが、それは別のページで紹介しています。

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