心理的リアクタンスを回避する私の方法
以前、以下の記事を書きました。
で、最近、とある人から相談を受けたんですよね。
話を聞いてみると、モロに、この心理的リアクタンスに遭遇してしまったようです。
で、よくよく考えてみれば、私はその心理的リアクタンスを回避する術を編み出していたなーということで、このサイトでも紹介します。
さて、あなたは以下のように思っていたとしましょう。
どうします?
目標:好みのタイプが「仕事ができる男」のAさんに「仕事ができる」と思わせて、口説きたい
Aさんに向かって、以下のように言うのは、どうでしょうか。
「ワシは、仕事できまんがな!がははは!」
もう最悪ですよね。
「この殿方、何をもって仕事ができると判断しているのかしら?妄想しているのね。お可愛そうに……」なんて、思われるのがオチです。
「具体性」がないと、説得力に欠けます。
では、以下はどうでしょうか?
「ボクは、わが社の1000名の営業マンの中で、5年連続ナンバー1なんだよね!ははは!」
これも最悪ですよね。
「また自慢がはじまりましたわ。この殿方、最悪ですわ」なんて思われます(思われないこともありますが)。
ここで、以下のように思った人もいるのではないでしょうか。
「Aさんは仕事ができる男性がタイプなんだよね?なぜ、仕事ができるってアピールしているのにダメなんだ?」と。
その理由が、心理的リアクタンスです。
※)用語がわからない場合は、ググってください。
そこで、私は、心理的リアクタンスが発生しないように、そして、さらにパワーアップさせるために、いつも「あること」をしていました。どのようなことをしていたのでしょうか。
「人は、人の評価を信じる」という心理を利用する
私は、人は、人の評価を信じるという評価を利用しています。
どうするかというと簡単。
「サクラ」を用意するのです。
サクラに、Aさんに「あの人って、営業成績、抜群にいいそうなんだよ」と言ってもらうんですね。
しかも、あなたがいないときに言って貰うと効果大。
具体的には以下です。
あなた:「ちょっと失礼(席を立つ)」――(A)
※)あなた=便宜上、Yさんとします。
サクラ:「そうそう。Yって、ああ見えて、実はスゴイんですよ」
Aさん:「スゴイって?」
サクラ:「ボーっとしているけど、1000人いる営業マンの中で、ナンバー1なんですよ。しかも、5年連続」――(B)
で、あなたが席に戻ってくるというわけです。
ちなみに、この後は、女性から聞かれない限り、あなたからは、営業成績の話は一切しない方がいいと思います。
ちなみに……
(A):あなたがいない場の方が、噂の信憑性が増しますよね。
あなたがいる場でそういう話をすると「おべっか」ととられてしまうこともありますから。
もっとも、あなたがいる場でも「おべっか」ととられないようにする方法もありますので、そうとられなければ、わざわざ席を外す必要もありませんが。
(B):数値などを使って、具体性を出せば説得力がましますよね。
自ら「5年連続ナンバー1」といっても、「証拠」がないと信じて貰えないことも多いですし、だからといって、わざわざ証拠を持ってくれば、「嫌味」になります。
そこで、人を介するわけです。
人を介すると、「人は人の評価を信じる」という心理も働くので、自ら言うと「証拠」がないと信用されないことでも、信用されやすくなるというわけです。
さて、まだ話は続きます。
このセコイ(笑)戦略をさらにパワーアップさせるには、どうすればいいと思いますか?
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権威を利用して、ほめる力をパワーアップ!
実は、私は以下を利用していました。
「50歳、ニートで、実家暮らし」
こういう人から「Yさん、スゴイんだよ」と言われても、説得力に欠けますよね。
「ハーバード大卒、東大の教授」もしくは、「内閣総理大臣(笑)」
こういう人から「Yさん、スゴイんだよ」と言われると、「Yさん、すげー!」って思われますよね。
つまり、「権威」がある人に、「サクラ」をお願いするわけですね。
……何かスゴイ、セコイ戦略を書いているような気がしますが(笑)、これって、他にも色々なところで利用できますよ。